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西沢純子大正琴スタジオ 第15回 リサイタル
Nishizawa Junko TAISHOGOTO Studio 15th. recital

2004年9月26日()/September 26(Sun.) 2004
14:00〜16:55
福井市文化会館 / Fukui-shi bunka kaikan
(福井県福井市春山2丁目)Tel: 0776-20-5010
前売り:1600円、当日:2000円
チケット販売:福井市文化会館、西沢純子大正琴スタジオ
(Tel:0776-34-4840 E-mail:info@junko-japan.com

編曲:奥下順造 / 指揮:三寺幸雄
伴奏:奥下順造とあっぷるず
●ギター:奥下順造 ●ベース:森岡喜彦 ●フルート:村内由恵 ●キーボード:上嶋杏子 ●キーボード:佐澤尚友 ●ドラムス:沼崎英介 ●パーカッション:柴田英邦・覚明秀雄
[3部のみ客演]●アルトサックス:白井 淳夫

ご 挨 拶

西沢純子 

西沢純子挨拶
 皆様、本日はご多用の中、私達の創立15周年記念リサイタルにお越し頂きまして本当に有難うございます。又、日頃は西沢純子大正琴スタジオをお引き立て頂き篤く御礼申し上げます。
 さて、スタジオ創立以来「弦楽器」としての大正琴の可能性を信じ、また広げるために様々な活動を続けて参りました。
 今年はスタジオ創立15周年記念リサイタルになります。リサイタルは毎年開きますが、節目の年には記念の委嘱作品を初演演奏する事にしています。創立5周年の時は、スタジオの音楽監督・奥下順造による書き下ろし作品、新邦楽(ドレミ邦楽)「静の舞」、創立10周年の時には、福井の作曲家平井英治と同じく福井の詩人有田幸代作詞による、大正琴のための、合唱付き組曲「飛翔」を発表しました。
 本年(2004年)は、橘曙覧(たちばなのあけみ 江戸時代に活躍した福井の歌人、米国のクリントン大統領の挨拶にその和歌が引用されたことから一躍有名になった。)の、「たのしみは」から始まり「とき」で終わる和歌(独楽吟=どくらくぎん)を題材に春夏秋冬の四章から成る、奥下順造の書き下ろし作品、組曲「たのしみは」を発表します。ソプラノ大正琴、アルト大正琴、テナー大正琴、ベース大正琴の11部合奏と地方(ぢかた;唄、大皷、小鼓、太鼓、笛)により構成されています。
 芳村金秀・梅屋 巴・望月晴美・梅屋右妃・鳳声千晴の5人の素晴らしい演奏家をお招きし、福井本部会員に愛知支部、滋賀支部、京都支部の会員が加わり総勢70名余りの大正琴合奏団になります。どうか最後までごゆっくりご鑑賞頂き、ご批判ご鞭撻頂ければ幸わいでございます。


音楽監督 奥下順造 

奥下順造挨拶 大正琴はドレミの音階を持つれっきとした洋楽器です。私達は小学校以来西洋音楽に親しんできましたが、体の中には脈々と日本人の血が流れています。我々の祖先が代々創り上げてきた邦楽と、子供の頃から親しんできた西洋音楽とのコラボレーションが今回の、組曲「たのしみは」を書くに当っての願いでした。
 幸い10年前に作曲した、新邦楽(ドレミ邦楽)「静の舞」が成功を収め、もっと本格的な曲をと考えてきましたが、今回は題材として、郷土の歌人橘曙覧の独楽吟を得ることにより、様々な曲想が浮かびました。大正琴と地方の方との競演により、和の香りのする曲が演奏されましたら、この上ない仕合せと考えています。

演奏プログラム

一部 あの頃のはやり歌

 

[編曲:奥下順造]

1.丹南教室・ふくい社会保険センター「楽しい大正琴」講座

  • 昂   (作曲:谷村新司)
  • 四季の歌 (作曲:荒木とよひさ)
  • 風の盆恋唄 (作曲:三木たかし) 伴奏:奥下順造とあっぷるず

2. 本部予科・啓蒙予科

  • マイウェイ (作曲:J.Revux)
  • 香港  (作曲:三木たかし) 伴奏:奥下順造とあっぷるず

3. 愛知支部・滋賀支部・京都支部合同ステージ

  • イエスタディ (作曲:P.McCartney)
  • 大阪しぐれ (作曲:市川昭介)
  • 暖簾   (作曲:永井龍雲) 伴奏:奥下順造とあっぷるず

4. エレガント・ストリングス・アンサンブル燦(きらめき)
 エレガント・ストリングス・アンサンブル丹南合同ステージ

  • 河内男節  (作曲:岡千秋)
  • 島田のブンブン (作曲:山田一平) 伴奏:奥下順造とあっぷるず

5. 本科教授演奏

  • 卒業写真   (作曲:荒井由実)
  • 交響詩「モルダウ」 (作曲:スメタナ)
  • 夜桜お七   (作曲:三木たかし)


二部 たのしみは

 

橘曙覧(たちばなのあけみ)

幕末の歌人・国学者。
1812年(文化9年)、福井城下石場町(現、福井市つくも1丁目)生まれ。
1868年(慶応4年)没。
1994年6月13日、クリントン米大統領が、天皇皇后両陛下の訪米歓迎スピーチで、その作品『独楽吟(どくらくぎん)』(たのしみはで始まり、時で終わる和歌)の1首を引用したことを契機に、注目を集めた。

創立15周年記念作品 「独楽吟」より

  •  組曲 たのしみは

     作曲:奥下順造 演奏:西沢純子大正琴スタジオ合奏団

 たのしみは 全員演奏
作歌:橘曙覧

<春の章>たのしみは 朝おきいでて 昨日(きのふ)まで 無かりし花の 咲ける見る時

<夏の章>たのしみは 昼寝せしまに 庭ぬらし ふりたる雨を さめてしる時

<秋の章>たのしみは 野寺(のでら)山里(やまざと) 日をくらし やどれといはれ やどりけるとき

<冬の章>たのしみは 雪ふるよさり 酒の糟 あぶりて食いて 火にあたる時


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たのしみは (Tanoshimiha) 15 min. 04 sec.
 
詳細 / Details

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<特別ゲスト>

芳村金秀 

東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業
・長唄協会・杵栄会会員

梅屋 巴

東京芸術大学音楽学部邦学科卒業
・長唄協会・女流囃子演奏会・梅屋会会員

望月晴美

東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業・同大学院音楽研究科修了 
・長唄協会・女流囃子演奏会会員

梅屋右妃

東京芸術大学音楽学部邦学科卒業
・長唄協会・女流囃子演奏会・梅屋会会員

鳳声千晴

東京芸術大学音楽学部邦学科卒業
・長唄協会・女流囃子演奏会・鳳声流笛方

演奏終了後、花束贈呈、三寺幸雄の司会による客演者へのインタビュー
客演者へ花束贈呈 三寺幸雄の司会による客演者へのインタビュー

三部 西沢純子オン・ステージ

[編曲:奥下順造]

 

 

西沢純子ソロ演奏

西沢純子ソロ演奏

 伴奏:奥下順造とあっぷるず 客演:白井淳夫(アルトサックス)

  • 北海恋唄    (作曲:弦哲也)
  • 青いカナリア   (作曲:徳久広司)
  • 冬のソナタ主題曲「最初から今まで」(作曲:ユ・ヘジュン)
  • 美空ひばりヒット曲メドレー

    私は街の子〜
    花笠道中〜
    雪の丞変化〜
    関東春雨傘〜
    おまえに惚れた〜
    みだれ髪〜
    芸道一代〜
    愛燦燦〜
    川の流れのように


フィナーレ 「365歩のマーチ」に乗せて全員がステージに集合

リサイタルフィナーレ


出演(西沢純子大正琴スタジオ)

 スタッフ  

●福井本部

(本科)岩間千春 近藤つや子 松見真子 前田照子 長谷川房江 黒川弘子 紙谷末子 中西正子 成瀬敬子 重森晶子 上阪春枝 小泉美和子 井上幸子 大久保静恵 北島邦子 元吉佳代子 

(研究科)渡辺正子 石田外紀代 藤田光枝 鈴木芳江 吉村紀子 野坂カヨ子 米岡和子 松島静枝 小出悦美 中嶋公子 村野信子 佐伯靖枝

(教養科)鈴木香代子

(丹南研究科)青山嘉子 若林はるよ 藤井千代子 渡辺歌子 吉田晴美 河瀬英子

(丹南教養科)平井美智子

(丹南予科)大久保清子 蘆原愛子 奥本圭子 大村照子 三木信子 草譯二三代 仲市澄江 川端笑子 野村ツヤ子 鳥本和子 谷口喜美江 川尻ふじ子 中谷すゑ子 

(啓蒙教養科)塩田照子 小林ふみ子

(河和田教養科)田中富美子 土田節子 山岸利子 安達幸枝 小林ますゑ 井上政子 木村てるを 堀律子 杉本穎子 宮川頌子

(社会保険センター「楽しい大正琴」講座)鈴木一二三 五十嵐光恵 表ヨシヰ 樹下悦男 松井ミナ子 川内次代 金子やつ子 伊藤和栄 鈴木すゞ子


●愛知支部 支部長 前田照子

(甚目寺教室本科)小沢アサ子 笠井明美 北田康子 松葉まさゑ 横井生子 花木英子

(甚目寺教室教養科)市瀬勝子


●滋賀支部 支部長 松見真子

(虎姫教室本科)饗場もと子 米田初美

(虎姫教室研究科)板谷節子 野村智栄子 千種岬 下司円美 大橋光子 饗場豊子 吉田かず江

(虎姫教室教養科)三谷洋子 前田利栄子


●京都支部 支部長 山添晶子

(宮津教室研究科)吉田節子 今森詔子 山口とき子 山添晶子 瀬戸とく枝 広瀬嘉栄 上前文江 宮崎妙子 中嶋恵子

(演奏指導)西沢純子

(舞台・照明・音響)福井市文化会館技術部・ニューフェイス・PULSE

(TV 録画・中継)福井ケーブルテレビ(株)

(記録写真)東條順一・安本写真館

(衣裳)古沢 淑・永田清美・福井藤子

(デザイン)上田武二デザイン事務所

(ウェブ・DVD制作)マイク・ヨコハマ オフイス

(マネージメント)伊藤政義・林悦子

(企画・構成・演出)三寺幸雄


三部 「西沢純子オンステージ」客演
 特別ゲスト:白井 淳夫(しらい あつお)
 [Alto Sax]

1945年2月19日生まれ。春山小学校、明道中学校、福井商業高校、名城大学を卒業。
1963年 大学入学時に観た「グレン・ミラー物語」に感動し、ジャズの道を志す。
1972年 日本を代表するビッグ・バンド「宮間利之とニュー・ハード」のオーディションを受け合格。ジャズ・コンサートやレコーディングの他、テレビ番組等での演奏活動をする。
1974年 アメリカの2大ジャズ・フェスティバルの一つ「モンタレー・ジャズ・フェスティバル」に出演。
1975年 アメリカ最大のジャズ・フェスティバル「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」に出演し、カウント・ベイシーとジョイントし、評論家や新聞各紙に絶賛を浴びる。 
1978年 国際親善使節として南米4ヵ国 (ベネズエラ・ボリビア・チリ・コロンビア)を演奏訪問。各地で盛大な歓迎を受ける。ニュー・ハード退団後、「森 寿男とブルー・コーツ」に乞われて入団。リード・サックス奏者としての評価を得る。
1981年 福井に帰郷。
1983年 フクイ・ジャズ・クァルテット結成。
1986年 地元のビッグ・バンド育成の為、「フクイ・スゥィンギン・ジャズ・バンド」を結成。
1994年 バンドの技術向上の為、ビッグ・バンド「白井淳夫・スヰンギン・バンド」を新たに結成する。
1999年11月 福井新聞創刊100周年の年、演奏活動に依るジャズ文化の啓蒙が認められ“福井新聞文化賞”を受賞。現在(2004年)は、学校関係等の指導の他、県内外での演奏活動を続けている。

 

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2008.5.30 update